こんにちは!動画クリエイターのチヒロと申します。
今回も、動画編集ご依頼時によくいただく質問・お悩みにお答えしていきます。
目次
ノイズパターン① 撮影時の風の音
Q.「ノイズって消せますか?」

換気扇やエアコンの音が入ってしまった…

なんだか声が聞き取りづらい…
こういったご相談を受けることもあります。
A.「ある程度のノイズは消すことができます」

「サーッ」という風の音は、
編集である程度消すことができます。
工事現場で撮影している、人混みの中でマイクなしで撮影している、
などとあまりにもノイズが大きくない場合は、
編集である程度消すことができます。
ご依頼時に不安な方は、念の為お伝えいただければ、
注意して補正をかけさせていただきます。
消し方 – Final Cut Pro X
ここからは、実際に作業される方への情報となります。
1.オーディオ解析
オーディオ補正のオーディオ解析という部分に、ステッキのようなマークがあるかと思います。
そちらをクリックすると、自動である程度の補正を行なってくれて、
「修復済み」という表示がされます。

2.オーディオ補正→ノイズ除去
先程のオーディオ解析の下に、「ノイズ除去」という項目がありますので、
そちらの左にあるチェックボックスをクリックします。
すると、パーセンテージ(画像は50%となっています)が表示されますので、
こちらで最適なバランスを選んでください。
※ちなみに、ノイズ除去をかけすぎると、
水中で話しているような音声になってしまうことがありますのでご注意ください。

3.アフレコ補正をかける
上記2つを試してみても、なんとなく音声が聞き取りづらい…
そんな時は、「エフェクト」→「オーディオ」→「ボイス」の中の、
「アフレコ補正」をシーケンス上の対象の動画にドラック&ドロップしてください。

先程のオーディオ補正部分→「アフレコ補正」にて男声・女声など複数のタイプから選ぶことができます。

4.カット作業後のプツプツ音は…
#02でご紹介したカット作業を行なった後、動画と動画の繋ぎ目で「プツ」という音が入ることがあります。
その場合は、下記画像のように対象素材の音声波形にカーソルを合わせ、
前の動画のお尻と、後ろの動画の頭をほんの少しだけ(0.01程度)フェードにします。

これで完了!
消し方 – Premiere pro
風の音・ホワイトノイズは「クロマノイズ除去」
基本的にはこちらでほとんど解決できます。
使い方としては、「エフェクト」→「オーディオエフェクト」→「ノイズリダクション」から、
「クロマノイズ除去」をシーケンス上の対象音声にドラック&ドロップ。

ドロップしただけであまり改善しない場合は、
「エフェクトコントロール」→「クロマノイズ除去」→「カスタムセットアップ」の「編集」をクリック。

クリックすると、下記のような画面が出てきます。

上部の「プリセット」から選んで適用してみたり、
下部の「フォーカスの処理」でHzのバランスを変更したり、
「量」のパーセンテージを変更することでノイズ除去の強さを変更してみてください。
低めの風の音は「DeHummer」
「ボォー」っという低めのノイズの場合は、クロマノイズで除去しきれない場合も。
そんな時は「DeHummer」を使用すると軽減されます。

こちらも「エフェクトコントロール」→「DeHummer」→「カスタムセットアップ」の「編集」をクリックすると、下記画像のような画面が出てきます。

プツプツ音には「自動クリックノイズ除去」
風の音ではなく、プツプツという音が入る場合に便利なのが「自動クリックノイズ除去」です。

これをドラック&ドロップすることで軽減されます。
他にも、#02でお話したカット割を行ったことによって、
カット箇所がプツプツする場合には「コンスタントパワー」も有効です。
カット部分には「コンスタントパワー」
「オーディオトランジション」→「クロスフェード」→「コンスタントパワー」を、
カットした動画と動画の間部分にドラック&ドロップ。


このままだと、前後の音声が重なってしまうので、
「コンスタントパワー」の幅を最大限に縮めます。

これで完了。プツプツ音がだいぶ軽減されるかと思います。
とはいえ、ノイズがあまりにも多いものだと、
ノイズリダクションをかけすぎて水中のような音になってしまったり、
機械音のような声になってしまいますので、
ちゃんとマイクを使用して撮影することをオススメします!
動画編集のご依頼、お待ちしております!
動画編集のご依頼もお待ちしております!
HPやTwitter、ココナラなどからご相談ください♪
・HP

・ココナラ

ご連絡お待ちしております!
コメント